ChatGPTとは?初心者向けにできること・始め方をやさしく解説
「ChatGPTという名前はよく聞くけれど、実際には何ができるの?」
「AIは難しそうで、どう使えばいいのかわからない」
そんな人もいるのではないでしょうか。
ChatGPTは、質問したり、文章を考えてもらったり、アイデアを出してもらったりできる会話型のAIです。
専門的な知識がなくても、普段の言葉で話しかけるように使うことができます。
仕事。
学び。
文章作成。
情報整理。
アイデア出し。
など、さまざまな場面で使えるため、これからデジタルスキルを身につけたい人にとっても、比較的始めやすいAIツールの一つです。
今回は、ChatGPTとはどんなものなのか、何ができるのか、初心者がどう始めればよいのかをやさしく紹介します。
ChatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAIが提供している会話型のAIアシスタントです。
人が入力した質問や指示を読み取り、その内容に合わせて文章で回答してくれます。
たとえば、
「この文章をわかりやすくして」
「夕食の献立を考えて」
「Excelの関数について教えて」
「仕事のアイデアを10個出して」
といったように、普段の言葉で頼むことができます。
難しいプログラムを書く必要はありません。
人と会話するように質問やお願いをする
というのが、基本的な使い方です。
AIというと難しそうだけど、初心者でも使える?
ChatGPTを使うために、AIについて詳しく勉強しておく必要はありません。
基本的には、画面の入力欄に聞きたいことを書いて送るだけです。
たとえば、
「パソコン初心者にもわかるように説明してください」
と伝えれば、専門用語を減らして説明してもらうこともできます。
わからない部分があれば、
「もっと簡単に説明して」
「具体例を出して」
「一つずつ教えて」
と続けて聞くこともできます。
一度で完璧な質問を作ろうとしなくても大丈夫です。
会話しながら少しずつ欲しい答えに近づけていく
と考えると使いやすくなります。
ChatGPTでできること
ChatGPTには、さまざまな使い方があります。
ここでは、初心者でも試しやすいものを紹介します。
1.わからないことを質問する
まず使いやすいのが、わからないことを聞く方法です。
たとえば、
- パソコン用語を説明してもらう
- 資格について教えてもらう
- 英語の意味を聞く
- Excelの使い方を聞く
- 初めて聞く言葉をわかりやすく説明してもらう
といった使い方があります。
普通に検索すると複数のWebサイトを読み比べる必要があることでも、ChatGPTなら会話形式で説明してもらえます。
ただし、回答が必ず正しいとは限らないため、重要な情報は公式サイトなどでも確認することが大切です。
2.文章を考える
ChatGPTは、文章作成のサポートにも使えます。
たとえば、
- メールの下書き
- 挨拶文
- お知らせ
- SNS投稿
- ブログ記事の構成
- 商品説明
- 自己紹介文
などです。
「ゼロから全部書いてもらう」だけでなく、
自分が書いた文章を、
「読みやすくしてください」
「もう少し丁寧にしてください」
と整えてもらうこともできます。
文章を考えるのに時間がかかる人には、便利な使い方です。
3.アイデアを出してもらう
「何をすればいいかわからない」
というときにもChatGPTは使えます。
たとえば、
「40代から始めやすい趣味を10個考えて」
「旅行の持ち物リストを考えて」
「一週間分の夕食メニューを提案して」
などと頼むことができます。
自分一人では思いつかなかった選択肢を知るきっかけにもなります。
4.文章を要約する
長い文章を短くまとめてもらうこともできます。
たとえば、
「この文章を3行でまとめて」
「重要なポイントだけ箇条書きにして」
と頼むことができます。
資料や文章の内容を整理したいときに便利です。
5.勉強を手伝ってもらう
ChatGPTは、学習にも使えます。
たとえば、
「簿記の仕訳を初心者向けに説明して」
「英単語の問題を作って」
「このテーマについてクイズを出して」
というように使えます。
答えだけではなく、
「なぜそうなるのか」
を説明してもらうこともできます。
6.仕事の整理を手伝ってもらう
仕事でも、さまざまな使い方があります。
たとえば、
- 会議内容を整理する
- メールの下書きを作る
- アイデアを整理する
- タスクを分ける
- 資料の構成を考える
- 文章を短くまとめる
などです。
ChatGPTに仕事そのものを任せるというより、
考える・整理する・書く作業を手伝ってもらう
という使い方から始めるとわかりやすいでしょう。
画像やファイルを使えることもある
ChatGPTでは、利用している機能やプランなどによって、文章だけでなく画像やファイルを扱える場合があります。
たとえば、
画像を見せて内容について質問する。
資料を読み込ませて要約してもらう。
表や文章について質問する。
といった使い方です。
また、Web検索を利用して新しい情報を調べたり、画像を作ったりできる機能もあります。
ただし、利用できる機能はプランや設定などによって変わることがあります。
ChatGPTを始める方法
STEP1.ChatGPTを開く
ChatGPTはWebブラウザやスマートフォンのアプリなどから利用できます。
WebではChatGPTの公式サイトを開きます。
ChatGPT公式サイト
https://chatgpt.com/
STEP2.入力欄に質問を書く
画面にある入力欄へ、聞きたいことを書きます。
最初は難しく考える必要はありません。
たとえば、
「ChatGPTを初めて使います。できることを簡単に教えてください」
と入力するだけでも大丈夫です。
STEP3.回答を読む
質問を送ると、ChatGPTが回答します。
わかりにくいところがあれば、
「そこをもう少し詳しく」
「初心者向けに説明して」
と続けて質問できます。
STEP4.追加で希望を伝える
ChatGPTを使うときは、最初の質問で、思いどおりの答えが出なくても大丈夫です。
たとえば最初に、
「メールを書いて」
と頼み、
そのあと、
「もう少し短くして」
「丁寧な雰囲気にして」
と修正してもらえます。
このように会話を重ねることで、自分の希望に近づけることができます。
「プロンプト」って何?
ChatGPTについて調べると、
「プロンプト」
という言葉をよく見かけます。
難しそうに聞こえますが、簡単にいうと、
ChatGPTに入力する質問や指示
のことです。
たとえば、
「今日の夕食を考えて」
もプロンプトです。
「Excelの基本的な使い方を、初心者向けに500文字で説明して」
もプロンプトです。
初心者のうちは、「上手なプロンプトを書かなければ」と考えなくても大丈夫です。
普通の言葉で話しかけるところから始めましょう。
欲しい答えが出ないときは、条件を足してみる
ChatGPTを使っていると、
「思っていた答えと違う」
ということもあります。
そんなときは、条件を少し追加してみましょう。
たとえば、
「旅行プランを考えて」
だけでなく、
「50代女性2人で、京都へ日帰り旅行をします。歩きすぎないプランを考えて」
と伝えると、より希望に合った回答を得やすくなります。
文章なら、
誰向けなのか。
どのくらいの長さなのか。
どんな雰囲気にしたいのか。
何を入れてほしいのか。
などを伝えると便利です。
初心者が覚えておきたいこと
ChatGPTの回答が必ず正しいとは限らない
ChatGPTは、とても自然な文章で回答します。
でも、内容が間違っていることもあります。
存在しない情報を、本当のことのように答えてしまう場合もあります。
そのため、
医療。
法律。
税金。
資格制度。
料金。
商品やサービスの最新情報。
など、間違いが大きな影響につながる情報は、公式サイトや公的機関などでも確認しましょう。
ChatGPTは、
「何でも正しく答えてくれる人」ではなく、「考えたり調べたりするのを助けてくれる道具」
と考えるのがおすすめです。
個人情報や重要な情報の入力には注意する
ChatGPTを仕事や生活で使うときは、入力する情報にも気をつけましょう。
たとえば、
パスワード。
クレジットカード番号。
重要な会社の機密情報。
他人の個人情報。
などを、そのまま入力することは避けた方が安心です。
仕事で利用する場合は、勤務先のAI利用ルールも確認しましょう。
そのまま使わず、自分でも確認する
ChatGPTが作った文章は、そのまま使うのではなく、一度自分で読み直しましょう。
内容に間違いがないか。
自分が伝えたい意味になっているか。
不自然な表現はないか。
を確認します。
AIを使うことと、自分で考えなくなることは同じではありません。
最後に判断するのは自分、という意識を持って使うことが大切です。
無料でも使える?
ChatGPTには無料で利用できるプランがあります。
また、より多くの機能や利用枠などを使える有料プランもあります。
初めて使う場合は、まず無料で試してみて、
「もっと使ってみたい」
と思ってから、自分に必要なプランを考えてもよいでしょう。
最初から有料プランを契約しなければ使えないわけではありません。
仕事にChatGPTを使うなら
ChatGPTに慣れてきたら、仕事でも少しずつ使ってみることができます。
たとえば、
メールの下書き。
文章の要約。
企画のアイデア出し。
情報の整理。
資料構成。
文章の書き換え。
などです。
最初から高度な使い方を覚えなくても大丈夫です。
まず、
自分が普段している作業の中で、少し時間がかかっているもの
を一つ選んで試してみるとよいでしょう。
ChatGPTを使えることは仕事のスキルになる?
ChatGPTを使ったことがあるだけで、すぐに特別な仕事ができるわけではありません。
でも、
何をAIに任せるか。
どんな指示を出すか。
回答が正しいか確認する。
自分の仕事にどう組み込むか。
という力は、これからさまざまな仕事で役立つ可能性があります。
特に、
文章作成。
事務。
マーケティング。
Web制作。
情報整理。
などでは、AIを使う機会が増えていくことも考えられます。
「AIの専門家になる」ことを目指さなくても、
仕事を少し便利にする道具として使えるようになる
ことは、これからのデジタルスキルの一つです。
初心者が気をつけたいこと
ChatGPTを初めて使うときは、次のことを意識しておきましょう。
最初から難しい使い方をしなくていい
まずは簡単な質問から始めましょう。
あとから希望を追加できる
追加で質問したり、修正をお願いしたりできます。
回答をうのみにしない
重要な情報は、信頼できる情報源でも確認します。
個人情報の扱いに気をつける
入力してよい情報かどうかを考えましょう。
AIに全部任せない
考えるための補助として使い、最終的には自分で確認します。
次にやってみたいこと
ChatGPTを初めて使うなら、まず次のようなことを試してみてください。
1.簡単な質問をしてみる
「○○って何?」
という質問から始めてみます。
2.文章を整えてもらう
自分で短い文章を書いて、
「読みやすくしてください」
と頼んでみましょう。
3.アイデアを出してもらう
献立。
趣味。
仕事。
旅行。
など、身近なテーマで案を出してもらいます。
4.説明の仕方を変えてもらう
「もっと簡単に」
「箇条書きで」
「初心者向けに」
など、追加のお願いをしてみます。
こうした簡単なやり取りを繰り返すだけでも、ChatGPTの使い方が少しずつわかってきます。
まとめ
ChatGPTは、人と会話するように質問や指示ができるAIアシスタントです。
質問する。
文章を考える。
文章を要約する。
アイデアを出す。
勉強を手伝ってもらう。
仕事を整理する。
など、さまざまな使い方があります。
AIについて詳しい知識がなくても、普段の言葉で話しかけるところから始められます。
一方で、ChatGPTの回答がいつも正しいとは限りません。
重要な情報は自分でも確認し、個人情報などの扱いにも気をつけることが大切です。
最初から「AIを使いこなそう」と考えなくても大丈夫です。
まずは、
自分が普段していることを一つ、ChatGPTに手伝ってもらう。
そのくらいから始めてみると、AIがどんな場面で役立つのかが少しずつ見えてきます。
