40代・50代からの仕事探し|自分に合う仕事を見つけるために
「これから仕事を探したいけれど、何から始めればいいかわからない」
「今の自分に合う仕事があるのか不安」
そんなふうに感じる人もいるのではないでしょうか。
40代・50代からの仕事探しでは、
これまでの経験。
これからの生活。
働ける時間。
体力。
収入。
仕事内容。
など、考えたいことがいくつもあります。
そのため、求人をたくさん見る前に、
自分はこれからどんな働き方をしたいのか
を少し整理しておくことが大切です。
条件をすべて完璧に決める必要はありません。
まずは、
「これは大切にしたい」
「これはできれば避けたい」
ということを知るだけでも、仕事を選びやすくなります。
今回は、40代・50代から自分に合う仕事を見つけるための考え方と探し方を紹介します。
- まず知っておきたいこと
- これまでの経験を一度整理してみる
- 「得意なこと」だけでなく「苦になりにくいこと」も考える
- 逆に「避けたいこと」も考えておく
- 仕事探しの前に整理したい5つのこと
- 2.どのくらいの収入が必要?
- 3.通勤できる範囲は?
- 4.どんな働き方をしたい?
- 5.これから何を優先したい?
- 求人を見るときは「できるか」だけで判断しない
- 「未経験OK」は仕事内容まで確認する
- 年齢だけで仕事を絞りすぎない
- これまでと同じ仕事にこだわらなくてもいい
- 新しいスキルを少し足す方法もある
- 仕事はどこで探す?
- 求人票で確認したいポイント
- 求人を見比べると、自分の希望が見えてくる
- 条件を決めすぎないことも大切
- 応募する前に「完璧に合う仕事」を探し続けなくてもいい
- ブランクがあっても、まず経験を整理してみる
- これからできること
- まとめ
まず知っておきたいこと
仕事探しは「職種」だけで考えなくていい
仕事を探すとき、
「何の仕事をするか」
だけに目が向きがちです。
でも、自分に合う仕事を考えるときは、仕事内容だけではなく、
勤務時間。
通勤時間。
勤務日数。
職場の雰囲気。
人との関わり方。
在宅勤務の有無。
収入。
休みやすさ。
なども大切です。
同じ職種でも、会社や働き方によって負担は大きく変わります。
そのため、
どんな仕事が向いているか
だけではなく、
どんな働き方なら続けやすいか
という視点も持っておきましょう。
これまでの経験を一度整理してみる
40代・50代からの仕事探しでは、これまでの経験を振り返ることが役立ちます。
仕事として経験したことだけでなく、
人に説明する。
予定を調整する。
数字を管理する。
文章を書く。
パソコンで資料を作る。
電話対応をする。
接客する。
新人を教える。
といったことも、仕事につながる経験です。
「特別なスキルはない」と思っていても、細かく分けてみると、できることが見つかる場合があります。
「得意なこと」だけでなく「苦になりにくいこと」も考える
仕事探しでは、
「自分の得意なことは何だろう」
と考えることがあります。
でも、得意なことがすぐに思いつかない人もいるでしょう。
そんなときは、
それほど苦にならないこと
を考えてみるのもおすすめです。
たとえば、
人と話すのはそれほど苦ではない。
細かい作業を続けるのは平気。
パソコン作業はわりと好き。
一人で黙々と作業する方が落ち着く。
決められた手順で進める仕事が好き。
人のサポートをするのが苦にならない。
こうした感覚も、仕事選びのヒントになります。
逆に「避けたいこと」も考えておく
自分に合う仕事を探すには、
「何をしたいか」
だけでなく、
「何は避けたいか」
を考えることも大切です。
たとえば、
長時間立ち続ける仕事は避けたい。
残業が多い職場は難しい。
土日は休みたい。
電話対応が多すぎる仕事は苦手。
通勤時間は短くしたい。
ノルマのある仕事は避けたい。
というように考えます。
苦手なことをすべて避けるのは難しいかもしれません。
それでも、自分にとって負担が大きい条件を知っておくと、求人を選びやすくなります。
仕事探しの前に整理したい5つのこと
1.どのくらい働きたい?
まずは働く時間を考えます。
週5日。
週3〜4日。
午前中だけ。
フルタイム。
短時間勤務。
など、希望する働き方を書き出してみましょう。
生活とのバランスを考えると、
「働ける時間」と「働きたい時間」が違うこともあります。
無理なく続けられる範囲を考えることが大切です。
2.どのくらいの収入が必要?
仕事探しでは、収入も大切な条件です。
できれば多い方がいい、と考えるだけではなく、
最低限必要な金額。
できれば欲しい金額。
収入より優先したい条件。
を考えてみましょう。
収入だけで求人を選ぶと、勤務時間や仕事内容が合わない場合もあります。
ほかの条件と一緒に考えることが大切です。
3.通勤できる範囲は?
通勤時間も、毎日の働きやすさに影響します。
自宅から何分くらいまでなら通えるか。
電車通勤でもよいか。
車通勤が必要か。
在宅勤務も考えたいか。
などを整理します。
求人を探すときに勤務地を広げすぎると、実際には通えない求人まで見ることになり、選びにくくなることがあります。
4.どんな働き方をしたい?
仕事には、
正社員。
契約社員。
派遣社員。
パート・アルバイト。
業務委託。
など、さまざまな働き方があります。
どれが一番よいということではありません。
安定した雇用を重視したい。
勤務時間の柔軟さを重視したい。
まずは短時間から始めたい。
経験を生かして業務委託で働きたい。
など、自分の希望によって合う働き方は変わります。
5.これから何を優先したい?
最後に、
仕事に何を求めるか
を考えてみましょう。
収入。
時間。
やりがい。
人間関係。
通勤のしやすさ。
仕事内容。
安定。
新しい経験。
などです。
すべてを満たす仕事を探そうとすると、なかなか決められなくなることがあります。
そこで、
自分にとって優先順位の高いものを3つ程度決める
と探しやすくなります。
求人を見るときは「できるか」だけで判断しない
求人を見ると、
「この仕事、自分にできるかな」
と考える人は多いでしょう。
もちろん、仕事内容や応募条件を確認することは大切です。
でも、
「できるかどうか」
だけでなく、
「続けたいと思えるか」
という視点も持ってみましょう。
仕事内容に興味があるか。
勤務時間は無理がないか。
通勤は負担にならないか。
職場の雰囲気は自分に合いそうか。
長く続けるイメージを持てるか。
と考えることで、条件だけでは見えない部分にも気づきやすくなります。
「未経験OK」は仕事内容まで確認する
40代・50代から新しい仕事に挑戦したい場合、
「未経験OK」
という求人が気になることもあるでしょう。
ただし、未経験OKだからといって、
何の準備もなく簡単にできる
という意味ではありません。
たとえば、
パソコンの基本操作が必要。
研修期間がある。
入社後に覚えることが多い。
といったこともあります。
「未経験OK」という言葉だけで判断せず、仕事内容や必要なスキルまで確認しましょう。
年齢だけで仕事を絞りすぎない
仕事を探していると、
「この年齢では無理かもしれない」
と考えてしまうことがあります。
もちろん、仕事内容や会社によって求められる経験は異なります。
でも、自分で最初から選択肢を減らしすぎる必要はありません。
これまでの経験。
仕事への向き合い方。
人との接し方。
業務知識。
生活の中で身につけた力。
などが評価されることもあります。
年齢だけで考えるのではなく、
自分がどんな経験を持っていて、その仕事で何を生かせるか
という視点を持ってみましょう。
これまでと同じ仕事にこだわらなくてもいい
長く続けてきた仕事があると、
「次も同じ仕事を探した方がいいのかな」
と思うことがあります。
もちろん、経験をそのまま生かせる仕事を選ぶのも一つの方法です。
一方で、経験の一部だけを別の仕事に生かすこともできます。
たとえば、
事務経験からオンライン事務へ。
接客経験からカスタマーサポートへ。
経理経験から経理補助へ。
文章作成の経験からWebライターへ。
人を教えた経験から研修やサポート業務へ。
というように考えられます。
職種名をそのまま引き継ぐのではなく、
これまで身につけた力を別の仕事で使えないか
と考えると、選択肢が広がることがあります。
新しいスキルを少し足す方法もある
やってみたい仕事があるけれど、
「今のままでは少し難しそう」
という場合もあります。
そんなときは、転職や再就職の前にスキルを一つ追加する方法があります。
たとえば、
Word。
Excel。
ChatGPTなどの生成AI。
Canva。
簿記。
Webライティング。
などです。
ただし、資格や勉強を増やせば必ず就職できるわけではありません。
まず実際の求人を見て、
どんなスキルが求められているのか
を確認してから学ぶ方が効率的です。
仕事はどこで探す?
仕事探しには、いくつかの方法があります。
求人サイト
勤務地や職種、雇用形態などの条件を指定して探せます。
最初は条件を絞りすぎず、どんな求人があるのかを見るところから始めてもよいでしょう。
ハローワーク
地域の求人を探したり、仕事探しについて相談したりできます。
職業訓練などについて情報を得られることもあります。
転職サービス
転職サイトや転職エージェントなどを利用する方法があります。
サービスによって得意な職種や対象が異なるため、自分の希望に合うものを選ぶことが大切です。
派遣会社
派遣という働き方を考えている場合は、派遣会社に登録して仕事を紹介してもらう方法があります。
事務など、これまでの経験を生かせる求人が見つかる場合もあります。
企業の採用ページ
働いてみたい企業がある場合は、その会社の公式サイトで求人を確認する方法もあります。
求人サイトには掲載されていない募集が見つかることもあります。
知人やこれまでのつながり
以前の職場や知人などから仕事を紹介されるケースもあります。
ただし、知っている人からの紹介でも、仕事内容や条件はきちんと確認しましょう。
求人票で確認したいポイント
気になる求人を見つけたら、仕事内容だけでなく条件も確認しましょう。
たとえば、
- 雇用形態
- 勤務時間
- 勤務日数
- 勤務地
- 給与
- 交通費
- 休日
- 残業
- 必要な経験や資格
- 試用期間
- 社会保険
- 契約期間
などです。
求人票を見てわからないことがあれば、応募や面接の際に確認することもできます。
「書いていないから大丈夫だろう」と思い込まず、気になる条件は確認しましょう。
求人を見比べると、自分の希望が見えてくる
最初から「自分に合う仕事」がはっきりわかる人ばかりではありません。
そんなときは、実際の求人をいくつか見比べてみましょう。
「この勤務時間ならよさそう」
「この仕事内容はあまり興味がない」
「在宅勤務があると助かる」
「思ったより事務職にも種類がある」
など、見ているうちに自分の希望が具体的になることがあります。
求人を見ることは、応募先を探すだけではなく、
自分の働き方を考えるための材料
にもなります。
条件を決めすぎないことも大切
希望条件を整理することは大切ですが、最初から条件を細かく決めすぎると、選択肢が極端に少なくなることがあります。
そこで、
絶対に譲れない条件。
できれば希望したい条件。
どちらでもよい条件。
に分けてみる方法があります。
たとえば、
「土日休みは譲れない」
「在宅勤務はあればうれしい」
「職種は少し広げてもいい」
というように整理します。
こうすると、自分に合う仕事を探しながら、選択肢も残しやすくなります。
応募する前に「完璧に合う仕事」を探し続けなくてもいい
求人を見ていると、
もっと条件のいい仕事があるかもしれない。
もっと自分に向いている仕事があるかもしれない。
と思うことがあります。
でも、最初からすべての条件が理想どおりの求人を見つけるのは難しいこともあります。
「少し気になる」
「この条件なら働けそう」
と思える求人があれば、詳しく調べたり、応募を検討したりしてみてもよいでしょう。
応募したからといって、必ずその会社で働かなければならないわけではありません。
面接などを通して、自分に合う職場かどうかを確認することもできます。
ブランクがあっても、まず経験を整理してみる
久しぶりに仕事を探す場合、
「しばらく働いていないから不利なのでは」
と不安になることがあります。
でも、ブランクがあるからといって、それまでの経験がなくなるわけではありません。
以前の仕事で何をしていたか。
どんなことが得意だったか。
今できることは何か。
これから何を学びたいか。
を整理してみましょう。
必要であれば、パソコン操作などを少し練習してから仕事探しを始める方法もあります。
ブランクについては、次の記事でさらに詳しく紹介します。
これからできること
仕事を探し始めるなら、まず次のことをやってみましょう。
1.希望する働き方を書き出す
勤務時間、勤務地、収入、休日などを考えます。
2.避けたい条件も書く
自分にとって負担が大きいものを確認します。
3.これまでやってきたことを書き出す
職種名だけでなく、実際にしていた作業まで振り返ります。
4.求人を10件くらい見てみる
すぐに応募する必要はありません。
どんな仕事があるのかを見るだけでも、自分の希望が見えてきます。
5.必要なら一つスキルを学ぶ
実際の求人を見て、よく求められているスキルがあれば少し学んでみましょう。
まとめ
40代・50代から仕事を探すときは、
「自分に向いている仕事は何だろう」
と職種だけで考える必要はありません。
仕事内容。
勤務時間。
勤務地。
収入。
雇用形態。
人との関わり方。
生活とのバランス。
などを含めて考えることが大切です。
また、これまでの経験をそのまま使うだけでなく、その中で身につけた力を別の仕事に生かす方法もあります。
最初から完璧な仕事を見つけようとしなくても大丈夫です。
まずは、
自分がこれから大切にしたい働き方を知ること。
そして、実際の求人を見ながら、
「これは合いそう」
「これは少し違う」
と考えていく。
その積み重ねが、自分に合う仕事を見つけることにつながっていきます。
